安全性で選ぶ

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銀行用の印鑑といえば、自分が銀行通帳の名義人であることを、証明するのに必要な道具です。銀行では登録している印鑑と登録情報があれば、お金の引き出しができてしまいます。だから印鑑は他人に偽造されないよう、注意をはらう必要があります。

そのためには、印字したときの文字の模様が複雑で、ほかに真似が出来ないようなオリジナルの印鑑を作ることです。オリジナル製の高い意匠の印鑑であるほど、偽造防止ができて安全性を高めることができます。印鑑の書体にはいくつかの種類がありますが、銀行印としてよく使われるもの、使われないものに別れています。

銀行印に相応しい書体のひとつとされているのが篆書体(てんしょたい)です。紀元前に中国で用いられ始めた字体であり、独特な丸みを帯びた形状から偽造をしづらいのが特徴になっています。

篆書体から派生した印相体は、銀行印によく使われている書体であり、職人の個性が反映されることからもっとも銀行用の印鑑に相応しいと言われています。篆書体と同様に丸みを帯びた形の文字ですが、やや力強く感じられるのが特徴で、印相体は縁起が良い字体であるともされています。

銀行印に使われる書体としては、古印体があります。これは大和古印とよばれる昔の印鑑書体であり、丸文字のような形になるのが特徴です。印鑑を扱うお店でどの書体が安全性が高いか、どんなものにしたら良いかをたずねてみて、もっとも相応しい銀行印を作りましょう。

適する素材

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近年は印鑑に用いられる素材は多様化してきました。自然の動植物や鉱石の素材から金属製のものまで選ぶことができます。銀行用の印鑑を作るときには、特に何の素材を用いなければいけないという決まりはありません。

しかしこれだけは確実に言えることですが、できるだけ安物ではない、頑丈な素材を選んでいくことが大切です。なぜかと言うと銀行印を落とすなどして、欠損したり傷がつくことや、虫食いを避けるためです。その上でできるだけ長期保存が効くという素材が相応しいといえます。

そんな印鑑といえば、一昔前は象牙が人気ナンバーワンでした。現在は象牙はワシントン条約で取引が禁止されているので、日本国内でも象牙自体の取扱い数が現象しつつあります。

そんな中で象牙以外の黒水牛や水牛など動物の角は、光沢を持っているのが特徴で、頑丈であるので銀行印としておすすめできます。植物ならば彩華の印鑑も選ばれる傾向にあります。植物で独特なのは竹根で、一つとして同じ形状や色合いがないので、外見がオリジナルの印鑑に向いています。

銀行印に用いる素材で人気が高まっているのがチタンです。チタンは頑丈であり、空気や水に接して錆びにくいという特徴を持っています。シルバーチタン、ゴールドチタンといった色合いは、お金を取り扱う印鑑にはイメージが合います。金属としてはステンレスも人気があります。水晶やルビーといった鉱石は、硬度があって透明感があったり、美しく輝きを放つのが特徴的です。

銀行用の印鑑を購入する

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銀行用に新たに印鑑を購入するときには、留意しておくべきいくつかのポイントがあります。一つ一つを確認しながら、印鑑を用意しましょう。

まず印鑑といっても、認印から実印までの用途があり、その大きさも10ミリから18ミリまでとかなり違いがあります。銀行用の印鑑を用意するとしたら、もっとも好ましいのは大きめなサイズです。13ミリ以上~15ミリ未満程度のものは、もっとも銀行印として相応しい大きさになります。実際に銀行で使う印鑑の大きさで最も多いのは、15ミリサイズなのです。

なぜ大きなものを使うかというと、銀行印と認印を明確に区別するという意味があります。似たような印鑑を幾つも所有していることがありますが、何のサービスに対してどの印鑑を使っているのか、わからなくなってしまうことも考えられます。大きめのものにしたおいたら、銀行印だと判別もしやすいでしょう。印鑑に模様のあるものを選ぶことも、他の印鑑と区別をつけやすくする方法です。女性用だったら花柄を入れたり、全体をパステルカラーにして模様の入った印鑑を用意するのもいいでしょう。

印鑑を購入する時には、朱肉やケースも同時に用意しておくことが必要になります。印鑑はケースに入れておくことで、普段から大切に保管ができるようになります。銀行用の印鑑を用意する時には、銀行印として相応しい素材を選ぶことも検討しなければいけません。また、安全性も十分に考慮することも考えてみましょう。